高水三山|奥多摩の大人気スポットを写真付きで解説!!

奥多摩の山

1. 高水三山の魅力

1.1 高水三山とは

高水三山は高水山(759m)・岩茸石山(793m)・惣岳山(756m)の三山の総称で、JR青梅線の駅から直接登ることができるアクセスの良さもあり、週末には多くの人で賑わう人気の日帰り登山スポットです。

1.2 山頂からの景色

東京の日帰り登山スポットとして絶大な人気を誇る高水三山。その最大の魅力は所々で楽しむことができる展望です。特に三座の中で最も標高が高い岩茸石山からは、奥多摩秩父の山々から東京の街まで見渡すことができます。

この岩茸石山の山頂の他にも、高水山の山頂、惣岳山の手前など、各所で展望を楽しむことができます。

岩茸石山から棒の折山方面
岩茸石山から高水山と関東平野を望む

2.高水三山のルートを解説

・軍畑駅~高水三山~御岳山ルート

軍畑駅ー(30分)ー高源寺ー(1時間)ー高水山ー(35分)ー岩茸石山ー(40分)ー惣岳山ー(45分)ー分岐ー(30分)ー御岳山
行程:4時間

出発地点のJR青梅線の軍畑駅にはトイレが設置されている他、駅前にはお菓子や飲み物を販売している売店が営業しています。軍畑駅の改札を出たら左方向線路沿いにに進み、踏切を渡って旧鎌倉街道を歩きます。Y字路を左に曲がって歩いていくと高原寺に到着します。

高原寺以降もしばらく車道を歩いていきますが、途中に斜度がきつい個所もあります。堰堤が見えてきたらいよいよ登山道です。

高水山までは歩きやすく整備された樹林帯の登山道を登っていきます。山頂近くには真言宗の常福院があり、多くの登山客が立ち寄る場所です。また、常福院の裏手にはトイレも設置されています。このお寺から高水山までは数分で到着です。

高水三山最初の山、高水山山頂はそれほど開けてはいませんがベンチがいくつか設置されていて、大岳山や御岳山などを眺めながら休憩を取ることができます。

高水山を出発してすぐは急な坂になるので、注意して通行してください。その後はなだらかな稜線を歩いていき約30分ほどで二つ目のピーク、岩茸石山に到着します。岩茸石山は三山の中で最も展望が良く開けているので、昼食をとるのには最適のスポットです。新緑や紅葉のシーズンにはビニールシートを広げて山ご飯を楽しむ登山客でとても賑わいます。

山頂からすぐは急斜面が続くので、注意して通行してください。そこを通り過ぎると、「関東ふれあいの道」の名にふさわしい写真のようなとても歩きやすい道になります。

しばらく歩くと木々が伐採されて展望が開けた場所に出てきます。東京方面の景色を望みながら歩くことができます。

上の写真の正面に見えるのが最後に登る惣岳山です。山頂直下だけ岩の多い急斜面になっていますが、そこを登りきると山頂に到着します。

最後の惣岳山は木に囲まれていて景色はあまり見えませんが、ベンチが整備されていて広いので落ちついて休憩を取ることができます。

惣岳山から先は緩やかな下りになります。途中に写真のようなご神木を通過し、送電線の鉄塔を複数通り抜けていきます。

惣岳山の山頂から1時間強歩いていくとやがて御岳の街が見えてきます。慈恩寺の横で登山道は終わり、踏切を曲がってから青梅街道に出て右に歩けばすぐに御嶽駅に到着です。

3.周辺の観光スポット

・御嶽渓谷

青梅街道の奥には多摩川が流れ、周辺は御嶽渓谷遊歩道が整備されています。御岳渓谷はボルダリングスポットにもなっていて、週末には奥の人が外岩に訪れています。丁度御嶽駅から次の沢井駅までは遊歩道を歩くことができるので、登山後余力があれば、川沿いを散策してみてはいかがでしょうか。

4. おわりに

高水三山はアクセスが良く、展望があり、下山後には渓谷の散策も楽しめる日帰り登山を楽しむには絶好の山です。東京周辺にお住いの方は是非、この記事を参考にしながら高水三山の登山に挑戦してみてください。

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