1.大菩薩嶺の魅力
・稜線からの展望
大菩薩嶺の稜線は草原や笹原になっていて、東京からの日帰り登山でもその広大な展望を眺めながら稜線歩きを楽しむことができる山です。特に山頂すぐ近くの雷岩付近は最も展望が良く、甲府盆地や南アルプスを眼下に眺めることができます。

2.大菩薩嶺のルートを解説
・上日川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠~上日川峠ルート (日帰り)
甲斐大和駅ー(バス41分)ー
上日川峠ー(25分)ー福ちゃん荘ー(1時間10分)ー大菩薩嶺ー(50分)ー大菩薩峠ー(40分)ー福ちゃん荘ー(20分)ー上日川峠[行程3時間25分]
(栄和交通公式サイトhttp://eiwa-kotsu.jp/root.html)
甲斐大和駅から上日川峠までは甲斐大和駅からバスでアクセスことができます。バスの運行は例年4月中旬〜12月中旬の土日祝のみなので、公式サイトで最新情報を確認してください。
上日川峠から福ちゃん荘までは緩やかな登りを歩いていきます。福ちゃん荘には売店とお食事処がある他、テント場が整備されていて、1泊2日の行程を組んでこの場所にテントを張る登山客も多いです。
福ちゃん荘からは山頂に続く唐松尾根に続く道に進んで行きます。唐松尾根は序盤は緩やかな登りですが、徐々に傾斜が急になってきます。雷岩近くはかなりの急登ですが、展望も登るにつれて開けてくるので、景色も楽しみながら登っていきましょう。

登りきったところにある雷岩はその名の通り大きな岩塊がある場所で、このルートで最も展望がお良く、休日は多くの登山客が休憩をとります。
大菩薩嶺山頂は雷岩近くにあり、雷岩から往復することができますが、木々に囲まれているので残念ながら展望は全くありません。

雷岩から大菩薩峠まで右側に富士山の姿を捉えながら、は気持ちのより草原の稜線を下っていきます。


同名小説の舞台としても知られる大菩薩峠には介山荘という山小屋があり、売店やトイレが整備されているので、ゆっくり休憩することができます。

大菩薩峠から先は稜線を離れ、山腹を巻いて標高を下げていき、40程歩いて福ちゃん荘に戻ります。そこからは行きと同じ道をたどり、上日川峠に到着です。
3.周辺の温泉施設
大菩薩の湯
大菩薩登山後の定番の温泉です。高いアルカリ性の泉質が特徴で、内風呂に加えてジャグジーと露天風呂を楽しむことができます。大人620円で利用することができます。
・大菩薩の湯ホームページ
https://daibosatsu.heteml.net/
4.おわりに
東京からアクセスもしやすく比較的気軽に稜線を楽しめる百名山、大菩薩嶺。
是非この記事も参考にしながら、大菩薩嶺の登山に挑戦してみてください。
コメント