四阿山|雄大な景色と花畑を楽しむ百名山。人気の菅平ルートを写真付きで解説

秩父・北関東の山

四阿山の魅力

・雄大な景観

四阿山・根子岳は稜線の景色が魅力的な、標高2354mの山です。北関東に位置していますが、周辺の山とも違った植生で、日本中見てもここにしかない景観を楽しむことが出来ます。

公共交通機関ではアプローチしづらいですが、車を利用すれば東京から日帰りで登ることができる山です。

・根子岳の花畑

四阿山に登る際、必ず訪れて欲しいのが隣の根子岳です。根子岳は「花の百名山」に数えられており、山頂周辺には色とりどりの花が咲いています。

さらに、根子岳山頂は開けた広場のようになっており、晴れた日には遠く北アルプスの山並みまで一望することが出来ます。

四阿山のルートを解説

・菅平ー四阿山/根子岳周遊コース

菅平牧場ー(1時間40分)ー2021m地点ー(20分)ー中四阿ー(35分)ー2212m地点ー(15分)ー2279m地点分岐ー(20分)ー四阿山山頂ー(15分)ー2279m 地点ー(40分)ー大隙間ー(1時間)ー根子岳ー(1時間10分)ー1741m地点(20分)ー菅平牧場
【行程:6時間35分】

今回紹介するのは菅平牧場から四阿山に登り、稜線を移動して根子岳に登頂して菅平に降りるルートです。

登山口は、牧場に囲まれた北海道のような雰囲気の道です。牛と記念撮影をして登山スタート!

歩き始めてすぐの箇所に渡渉地点があります。雨天が続いた後は、増水していることもあるので、注意して通行するようにしましょう。

また、渡渉周辺の道も水が流れて歩きにくい箇所が多いので、注意しましょう。雨天後はスパッツを用意しておくと良いかもしれません。

出発してから2時間ほどの小四阿は少し開けていて、スペースもあるので長めの休憩を取るにはピッタリです。

稜線まで登る道は、下の写真のような胸ぐらいの高さの笹が多いです。道は狭いため、笹を書き分けて進むような形になります。雨水や、朝露で笹が濡れていることが多いので、服が濡れてしまいます。

登山に支障が出るほど濡れるわけではありませんが、衣類を特に濡らしたくない場合は、雨具を使用しても良いでしょう。

稜線の分岐に到着してからは、700m程歩いてで山頂に到着です。四阿山山頂周辺は比較的整備されて歩きやすいです。

山頂には社があり、晴れていれば景色を楽しむことが出来ます。

四阿山から根子岳までは、稜線の移動です。四阿山山頂からしばらくは樹林帯の道を下っていきます。

鞍部に到着すると樹木が無くなり、開けてきます。鞍部から見える根子岳の山容はとても雄大で、ここまで登ってきた価値を感じさせてくれます。

根子岳山頂の前は簡単な岩場が続きます。それほどの危険個所ではないですが、注意して通過しましょう。山頂はかなり開けていて、100名以上は滞在できそうな広さがあります。

根子岳は花の百名山にも数えられていて、夏場は山頂周辺に色とりどりの花が咲いています。展望も良く、菅平のレタス畑、上田市街から遠く長野市街まで見渡すことができます。

下山中も、雄大な景色を前方に眺めながら歩きてゆきます。根子岳山頂から1時間半程歩いて登山口へ到着。

登山口ではアイスクリームや地元の果物を使ったスムージーを飲むことが出来て、下山後のご褒美に最適です。

おわりに

四阿山は、百名山の中ではそれほど知名度が高くないですが、車を使えば東京から日帰りで雄大な景色を楽しむことが出来る山です。是非、この記事も参考にしながら四阿山・根子岳に挑戦してみてください。

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